扁桃炎治療に役立つペニシリン

ペニシリンとは世界初の抗生物質であり、1982年にアレクサンダー・フレミング博士によってアオカビから発見され、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
発見されてから医療用として、実際に使用されるようになるまで10年以上かかりましたが、第二次世界大戦中には、多くの負傷者を感染症から救ってきました。
それ以降、ペニシリン系抗生物質の開発が進み、あらゆる医療現場に役立っています。
日本では1943年に、ナチスドイツの医学雑誌によって存在を知った陸軍軍医学校で開発が始まり、翌年には少量ではあったものの、生産に成功したという歴史があります。
大量生産が成功する前に終戦を迎えました。

ペニシリンは真正細菌の細胞壁合成を特異的に阻害する薬剤となっており、主にグラム陽性菌・レンサ球菌・肺炎菌・淋菌・髄膜炎菌などの感染症治療に使われています。
上記で述べた真正細菌に対する毒性が強く、人に対する毒性は低いので、すでに発見されていた色素剤やサルファ剤と比べると優れていたため、実用化されてから大きく普及してその他の抗生物質開発のきっかけとなりました。

一方副作用として、ペニシリンはアレルゲンともなり得ることがあり、アレルギー反応を起こしやすいのです。
さらに、数万人に一人の確率でアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。
これによって引き起こされたアレルギー反応は「ペニシリンショック」とも言われました。
こちらの副作用に関してはアレルギー反応なので、投与量には関係がありません。

アレルギー反応が出ると、皮膚湿疹および発熱の症状が現れます。
皮膚湿疹が出た時点で、ペニシリン投与は中断する方が望ましく、最悪の場合は死に至ります。
1956年には東京大学法学部長の尾高朝雄がペニシリンショックにより死亡し、報道で大きく取り上げられました。
実際には、ペニシリンショックによる死亡者は100名以上だったことが明らかとされました。

ペニシリンは子供の扁桃炎にも効果あり

乳幼児や年長児などに見られる扁桃炎の治療薬としてもペニシリンが使用されています。
扁桃炎は菌が原因であり、最も基本的な治療法にあたるペニシリン系抗生物質の投与が挙げられます。
ペニシリンを使用する際は、決められた1日あたりの服用回数を決められた期間内にしっかりと飲みきることが大切です。
中途半端に飲んでしまうと、耐性菌が出現し従来の治療法では治らず重篤化してしまう可能性があります。
ペニシリン系抗生物質の服用は1日3回が基本となっており、食前や食後などの決まりはありません。
また、ペニシリン系抗生物質の服用は空腹の場合でも問題はなく、服用時間の間隔は短くても大丈夫です。

ペニシリン系の抗生物質は病院にかからなくても、簡単に手に入れることができます。
ペニシリンが使われている抗生物質にジャーシリンが挙げられます。
主要成分はアンピシリンとなっており、この成分によって子供も発症する扁桃炎や肺炎、気管支炎などの治療薬となっています。
主要成分であるアンピシリンは、広域スペクトルの合成ペニシリンとして医療現場で使われており、抗菌作用としては広域の適応範囲があります。
適応範囲は先述した扁桃炎菌のほか大腸菌や緑膿菌にも有効となっています。

ジャーシリンは広域にわたって手に入れることができ、通販およびアメリカなどの他国から個人輸入することも可能となっております。
通販や個人輸入で購入する場合、電話やネットからでも可能で、2,000円以内で入手可能となっています。
このように簡単に手に入れることができる理由として、ペニシリン系抗生物質は人の持つ常在菌などへの影響が少なく、安全性の高い薬であるからです。